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2025年3月6日木曜日

気負付けたい動物由来感染症のいろいろ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山  茶  花



野生動物を原因とする感染症には、日本国内で

数年おきに数例の発生が見られる[野兎病]があり、

感染症法にて全数把握対象の4類感染症に

指定されているが、そのほか様々な動物を

介した感染症が存在する。

*小鳥

オウム病:鳥の糞に含まれる菌を吸い込んだり、

口移しでエサを与えることによって感染。

突然の発熱(38度以上)で発症、せきが出て、

たんを伴うインフルエンザ様の症状。

重傷化すると、呼吸困難、意識障害などを

起こし、診断が遅れるとまれに死亡する。

*イヌ・ネコ

狂犬病:感染した犬、ネコ、アライグマ、

キツネ、スカンクなどに咬まれた時に感染。

初期はかぜに似たような症状、その後神経症状

(不安感、狂水症、興奮、麻痺神経錯乱)が現れ、

数日後に呼吸麻痺で死亡。

致死率が100%とされる恐ろしい感染症。

このため、日本では飼い犬に必ず年1回、

ワクチンの予防接種が義務付けされている。

パスツレラ症:

犬の75%、ネコの97%の口の中、ネコの爪に

20%に保有がみられ、人がかかる場合の

約半数は犬、ネコの咬み傷によるもの。

通常は咬まれたり、引っかかれた場所が

赤く腫れたりするだけの軽傷ですが、傷が

深い場合は骨髄炎を発症することもある。

イヌ、ネコ回虫症:

イヌ、ネコの多くが高確率に寄生している。

イヌ、ネコの糞便中に排泄された回虫卵が

食べ物や手を介して口に入り感染する。

虫卵は人の体内を移行し、肺、肝臓、皮膚

などで結節を作り、発熱、咳、肝臓の機能

障害を起こすほか、目に移行すれば、視力

障害を起こす。

特に子供には注意が必要で、ものを食べる前や

戸外で遊んだ後には、必ず手を洗うこと。

又、飼い犬、ネコは必ず駆虫をすること。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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