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2025年3月4日火曜日

南海トラフ 予測精度向上 被害想定見直し 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山  茶  花



南海トラフ地震の発生時に、より正確な震源の

位置を迅速に推定できるシステムを海洋研究

開発機構のチームが開発した。

震源位置の確認には、これまでの手法では

20Km前後の誤差が生じることがあったが、

人工知能(AI)を活用することで、誤差を

数Kmまで抑えられるという。

南海トラフ地震の震源把握に必要な想定震源

域の地質などを反映した3次元モデルを

独自に作成して、AIを活用することで

高速計算が可能になるシステムだとする。

南海トラフ地震発生に備えて、想定震源域で

整備されてきた海底地震津波観測網(N-net)

2025年6月には完成予定とされており、今回の

システムが実用化されれば、新たな観測データ

との相乗効果も期待できる。

政府の地震調査委員会は、南海トラフ地震

今後30年以内の発生確率は70~80%とする。

2013年までに、この地震による被害について

死者・行方不明者は最大約23万1000人、経済的

損失は最悪で220兆円にも達すると想定した。

国は、今後の防災対策を考えるため、2023年

から専門家によるワーキンググループで議論を

進めてきたが、25年3月末をめどに新たな

被害想定を公表することになったと公表した。

今回の見直しでは、最大クラスの地震が起きた

場合の死者や負傷者数、全壊や焼失のおそれが

ある建物の数、経済的な被害などが見直される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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