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2025年10月15日水曜日

南海トラフ巨大地震 確率 新たに2つの算出法

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紫 陽 花



新たの2つの確率として加えられた、[60%から

90%程度以上]と[20%から50%]の根拠は何か。

地震調査委員会が、2025年1月に南海トラフ

巨大地震の発生確率について、今後30年

以内に発生する確率は、1月時点で[80%程度]と

して発表した。

これは、地震の発生間隔と直前の地震の

規模などが次の地震が起きる時期に影響すると

いう考え方に基づき、震源地での滑りの量

(速さ)を基準に計算して算出した[時間予測

モデル]に準拠している。

地震調査委員会で、計算の根拠の一つの

調査データーで、地震のたびに隆起する

高知県室戸市の港の地殻変動のデータがある。

このデーターでは、古文書に残された港の

水深を測った記録などから隆起量を求めている。

記録の正確性などをめぐっては、以前から

議論があり、港の水深の記録の不確かさを

検証した論文も発表されている。

このため、記録を精査した上で誤差を踏まえて

計算した結果、発生確率は[60%から90%程度

以上]と幅のある数字となった。

更に、他の海溝沿いで発生する地震と同様に、

地殻変動のデータを用いず、地震が発生した

平均的な間隔のみを用いて計算した結果、

[20%から50%]になった。

南海トラフ地震は、発生の切迫性では2つの

方法に優劣は付けられないとした上で、

海溝沿いで発生する地震の起こり易さを

分類するランクで、最も高い[IIIランク]に

位置づけた。

政府の地震調査委員会は、新たな研究などを

踏まえていて算出された[60%から90%程度

以上]と「20%から50%」の2つの確率は、

ともにを次の地震の発生が切迫していること

示すことには変わりなはないが、[60%から

90%程度以上]を強調するとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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