1960年代後半に提唱されたプレートテクト
ニクスは、地球科学の学説の主流となっている。
地球の表面は、何枚かの固い岩盤(プレート)で
構成されており、このプレートが互いに動く
ことで大陸移動などが引き起こされるとする。
最近、この[プレート説]に異論が出されている。
地震の頻発地帯を線状につなぎ、プレート境界
として定義してきたのではないかと疑問を呈す。
理由は、新たに地震活動が活発になる地帯が
現れると、プレート境界の見直しを含めた
議論が必要となる可能性があるという指摘が
あるからだとする。
プレートの沈み込みで地震が起きているのでは
なく、地震が起きているところをプレート
境界面に設定したに過ぎないと指摘。
近年、大陸がプレート説通りに動いているか
どうかを調べることができるようになった。
超長基線電波干渉法(VLBI)という、宇宙に
ある天体から届く電波を利用し、地球上の
複数のアンテナで同時に受信することで、
位置関係を正確に測る手法が使われる。
VLBIで、ハワイ地域と茨城県鹿島地域の距離を
測定すると、毎年6cmずつ縮まっていた。
ハワイ地域とアラスカ地域間もわずかながら
縮まっていることが判った観測結果から、
ハワイと鹿島、アラスカの3地点の中心を
軸として、プレートが[時計回りの回転]を
していることが確認された。
大陸はプレート説どおりに動いていなかった。
プレート説による地震の発生についても
厄介な問題がある。
金星や火星にはプレートが存在しないが、
地震が起こっていることが判っている。
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