マントルは、地表の岩盤の下の内部構造の
一つで、地殻から深さ約2900Kmの液体状に
なっている層。
この内、地殻からおよそ660Kmまでを上部
マントル、その下を下部マントルと呼ぶ。
マントルは、地球の体積の約80%から83%を
占めており、主に[カンラン岩]という岩石で
構成され、高温高圧下にあるため流体のように
ゆっくりと様相を変えて移動する。
カンラン岩は、カンラン石という緑色の鉱物で
出来ていて、地表に現れるとペリドットになる。
地球を覆う岩盤は、厚さが60Kmほどで
その下は660Kmぐらいまでは上部マントル層で
表面からおよそ100Km~300Km付近までは
アセノスフェアと呼ばれる流動性がある
部分溶解の層となっている。
この層が、地殻のプレートの移動を引き
起こしている部分だとされる。
ロシアのコラ半島で行われた超深度掘削抗の
深さ150Kmキロの領域で、溶けた柔らかい
岩石の層の存在を確認した。
プレートを動かしているとされる柔らかい
層の一部に存在する、溶融した岩石の層は、
世界各地での地震波による調査結果で、地球の
広い地域に分布していることが判明した。
また、この層が広がる地域ほど、上部の
プレートが活発に移動するようにも思えと
考えられたが、プレートの移動に与える
溶けた岩石が及ぼす影響は非常に限定的で
あることが判明した。
プレートテクトニクスのモデルに影響を与える
可能性が出てきたのだ。
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