かって太陽系には、水星から冥王星まで
9つの惑星が存在するとされて来た。
1846年に、8番目の惑星として海王星が
発見されて後、天文学者たちは太陽系に
他にも惑星が存在しないか探索を続けた。
海王星の軌道の外側にある大小の氷天体が
平面に並ぶ大きな環になった空間をカイパー
ベルトと呼んでいる。
このカイパーベルトが、太陽系のはるか
遠方に位置する暗い領域であるが、20世紀
初頭には、カイパーベルトに新たな惑星が
在するはずだとして、この惑星が[惑星X]と
呼ばれるようになった。
1930年に冥王星が発見されると、天文学者
たちは[第9惑星]が発見されると、冥王星が
[惑星X]だとした。
だが、その後の数十年で、冥王星は軌道の
特異性を説明するには小さすぎると判断され、
90年代初頭にはボイジャー2号のデータから、
海王星の質量が想定より小さいことが判明。
天文学者が、カイパーベルトで太陽の周りを
公転している、冥王星よりわずかに大きい
氷天体[エリス]が発見されると、最終的に
冥王星は惑星から準惑星に格下げされた。
2016年に、天文学者が地球の5~10倍の
質量を持つ新たなもう一つの惑星が太陽系内に
存在するとする、仮説を初めて公表し、
それを[第9惑星]と名付けた。
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