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2025年10月30日木曜日

地球に新たな[準衛星] 小さくて60年間判らず

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
彼 岸 花



天文学者の間で、今注目を集めているのは

海王星の彼方に広がるカイバーベルトに

存在するとされる[9番目の惑星]の発見だ。

遠くて闇の広がる宇宙での探索競争だ。

今年2月に米国の天文学界で発表された

報告では、米ハワイ州のハレアカラ山にある

パンスターズ望遠鏡で、地球に近い軌道上で

太陽の周りを回っている準衛星が発見された。

地球からの距離は、最も近い時で29万9337Km。

米航空宇宙局(NASA)によると、地球からの

平均距離は38万4400Km。

新たに見つかった準衛星は[2025PN7]と

命名され、地球とよく似た軌道の上を、

1年かけて太陽を周回している。

直径約30mの岩の塊と推測されている。

これまで、地球の間近にありながら見つけ

られなかったのは、小さすぎたからだとする。

準衛星は、惑星(地球)の周りを回る衛星(月)

とは違い、惑星の近くで一緒に恒星(太陽)の

周りを公転する小惑星。

地球の準衛星は、すでに何個か発見されて

いるが、そのひとつ[カモオアレワ]と同様に、

[2025PN7]は太古の月の破片とされている。

[2025PN7]は、時期によって地球の近くで

よく似た円形軌道を回ったり、カモオアレワの

ように馬蹄形の軌道を描いたりしている。

馬蹄形の軌道では、地球からの距離が最大

2億9700万Kmに達することもある。

このままあと約60年間は地球に寄り添い

続けて円軌道を回るが、その後は重力の

せめぎ合いのなかで太陽に引き戻され、

馬蹄形の軌道に戻ると予想されている。

太陽系の小惑星は、火星と木星の間の小惑星帯

(メインベルト)に集中しているが、2025PN7は

地球周辺の[アルジュナ小惑星群]に属すると

考えられている。

[アルジュナ小惑星群]は、過去に月面上で

起きた衝突の破片が飛び散り、これらが

アルジュナ群に加わった可能性があると指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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