日本列島は、古生代から幾度となく、大きな
地殻変動を受け、地質構造に大きな影響を
あたえてきた。
地殻変動により、各紀の地層は断層により
分断されて、区切られてブロックとなって
存在している。
地質学では、このブロックを[地塊]と呼ぶが、
研究者による[地塊の全国分布図]がある。
1825年以降に発生したM6~7クラスの地震の
被害地を、この分布図上にプロットすると、
特に西日本で、被害の大きな地震は見事に
各地塊の縁や境界部に位置していること判明。
熱が移送されると、その上に載っている
地塊は揺れ動く。
地塊の下の岩石層は、割れる前に曲がって
しまうような、ブヨブヨした不安定な状態
なので、この上に載るブロックは、熱エネ
ルギーの圧力で動いて、境界がズレて地震を
発生させるので、地塊の端で地震が起き易い。
これらのブロックの境界の位置は変わらない
ので、境界の場所を知っていれば、地震の
発生場所を予測することが可能になる。
普段は目立たない地下の地塊の境界が、
マグマの活動などで再び動き、大きな地震を
引き起こす。
[熱エネルギーの移送で地震が起きる]という
視点で見ていけば、数か月後の地震発生を
予測できる可能性は高いと考えているという。
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