PJルートの熱エネルギーは、北陸・中越地方を
通り過ぎた後、東北地方に到達する。
2008年6月に、鳥海・那須火山帯(奥羽山脈)の
ほぼ真ん中にある栗駒山を震源とする岩手県
内陸南部地震(M7・2)が発生した。
その後も、7月に福島県沖でM6・9の地震や
岩手県沿岸北部でM6・8の地震、9月には
十勝沖でM7・1の地震が起きた。
このことから、東北地方の太平洋沖に膨大な
熱エネルギーがたまっているのではないと
危惧されていたが、2011年3月に東北地方
太平洋沖地震(M9・0)が発生した。
東北地方では、1896年に明治三陸地震(M8・2~
8・5)が日本海溝を震源として発生したが、
その後に秋田県と岩手県の県境にある真昼
山地の直下陸羽地震(7・2)が起きている。
東北地方では、太平洋沿岸と内陸で連動して
大地震が起きる傾向があり、その周期は
約30~50年間隔だとしている。
地震の発生は、数学的な解析が困難なため
予測がしづらい現象という非常に複雑な
非線形現象であるため、予知することは
困難だが、[熱エネルギーの移送で地震が
起きる]という視点で見ていけば、数ヶ月後の
地震発生を予測できる可能性は高いと、
熱移送説を提唱する角田史雄氏は語る。
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