旧東芝の半導体製造部門が母体である
キオクシアは、日本の半導体製造で産業
基盤の一翼を担っている。
26年8月にキオクシアが、消費電力が40%減と
いう高性能の新型フラッシュメモリー
(高速書き換え型半導体メモリー)を発表した。
キオクシアのNAND(記憶メモリー)は、東芝が
1987年に東芝が生み出した日本発の技術。
開発されたメモリー半導体は、電力効率を
40%改善し、書き込み時も30%改善する。
生成AIやクラウドサービスの普及により、
データセンターの電力需要は年率20〜30%も
増加しているため、電力供給量増加への対応が
急務となっている、消費電力の削減は時宜を
得た大ヒットだと称賛の声。
キオクシアの株式支配権を持つ、SKハイ
ニックスはキオクシアの技術を取り込むため
合併や買収を持ちかけている。
日本の技術支援で成長を遂げ、世界一流企業に
成長したSKハイニックスは、次世代に備えた
高度な開発に行き詰まっている。
キオクシアが日本の基幹半導体企業としての
基盤を確実にするためには、持っている技術が
NVIDIA(エヌビディア)やIOWN(アイオン:
NTTの光通信インフラ)と結びついて、[計算×
通信×記憶]の三つが同時に最適化される
ことが期待される。
ラピダス[計算]、IOWN[通信]、キオクシア
[記憶]と三者の役割が完全に補完関係となり、
日本がAIインフラの世界的中心となる。
SKハイニックスの目的は、この新たな時代に
取り残されることを懸念して、急接近している。
しかし、日本政府は日本の基幹産業分野の
戦略的企業の海外企業との合併や買収を
認めることはない。
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