雲海 油絵 10号
年末の26日に厚生労働省から発表された「国民健康・
栄養調査」で、大きな衝撃だったのが、国民の成人5人に
1人の割合で、糖尿病の疑いがあるという報告でした。
糖尿病は、食事によって造り出されたブドウ糖を、エネル
ギーに変えるために、筋肉や臓器に運ぶ役割を果たす
ホルモンのインスリンが、体内で作り出せなくなったり、
インスリンの働きが効かなくなって引起される病気です。
糖尿病が進行すると様々な臓器に障害をもたらして、
合併症を引起します。
2007年11月の調査では、全国6000所帯の1万
8000人を対象にして、役4000人の血液検査が
行われました。
その結果で、糖尿病が強く疑われる状態にある人が
890万人となり、また糖尿病を発症する可能性を備えて
いる予備軍とされた人が1320万人いて、両方を加えると
2210万人となり、国民の約5人に1人の割合になります。
2002年の厚生労働省の調査のときに比べて、強く
疑われる人が740万人から焼く20%増に、予備軍に
至っては880万人から50%の増加となっていて、36%
の増と約1.4倍に増加しています。
原因は、栄養のバランスと運動不足がもっとも大きな
要因になっています。
まず、野菜を多くし、食べ過ぎないことと、歩くことから
始めて体質の改善に取り組み、メタボに備えましょう。
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