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2009年1月13日火曜日

ヒヨドリのドンチャン騒ぎ

東尋坊  油絵  10号


散歩の途中で通るお寺の竹やぶがざわついているので

立ち止まってみると、ヒヨドリが盛んに出入りし、様々な

鳴き声を上げて飛び回っています。

竹やぶの中にはヤマガキの木が一本あり、熟した実が

いっぱい付いていました。

ヒヨドリたちは、集団でやってきて、熟れた実を突きながら

騒ぎ立てているのです。

周辺の竹に止まっているのや、飛び回っているのを加え

ると、10数羽は居るように思えます。

可なり大きな集団なので、幾つかの群れが集まって来て

いるのでしょう。

実の数は十二分にあるので、取り合うことも無いのですが

突いて食べている相手に突きかかって追い立てている

のも居れば、明らかに相手を寄せ付けないように、追い

払っているのも見られます。

追われたものは、木の上でホバリングしているような

姿勢を見せて、次の枝に向かって突っ込んで行きます。

グループごとで、縄張りを争っているのかも知れません。

集まっては騒ぎ立てることを本性とする性質を備え

いるとも思えるほどです。

番らしい2羽でヒーヨと鳴き交わしながら、滑空するように

木々の間や畑の上を飛ぶ姿は、小鳥らしい可愛さがある

のですが、集団になると全く別の姿を見せるようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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