東尋坊 油絵 10号
散歩の途中で通るお寺の竹やぶがざわついているので
立ち止まってみると、ヒヨドリが盛んに出入りし、様々な
鳴き声を上げて飛び回っています。
竹やぶの中にはヤマガキの木が一本あり、熟した実が
いっぱい付いていました。
ヒヨドリたちは、集団でやってきて、熟れた実を突きながら
騒ぎ立てているのです。
周辺の竹に止まっているのや、飛び回っているのを加え
ると、10数羽は居るように思えます。
可なり大きな集団なので、幾つかの群れが集まって来て
いるのでしょう。
実の数は十二分にあるので、取り合うことも無いのですが
突いて食べている相手に突きかかって追い立てている
のも居れば、明らかに相手を寄せ付けないように、追い
払っているのも見られます。
追われたものは、木の上でホバリングしているような
姿勢を見せて、次の枝に向かって突っ込んで行きます。
グループごとで、縄張りを争っているのかも知れません。
集まっては騒ぎ立てることを本性とする性質を備えて
いるとも思えるほどです。
番らしい2羽でヒーヨと鳴き交わしながら、滑空するように
木々の間や畑の上を飛ぶ姿は、小鳥らしい可愛さがある
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