満月とふくろう 油絵 10号
麻生内閣になって、金融危機が発生し、まさに天国から
地獄へと世の中が動転しています。
運の悪い時に総理大臣になったものだと考えるのか
俺の出番がやってきたと、国民に安心と安全な生活を
保証することが出来る働き場に勇躍するのか、が問題
なのですが、方向が見えてこないのが残念です。
年末に当てにしていた定額交付金も、入学や進学に
備えて、モノ入りの3月には間に合うのかと、目の前に
ぶら下げられた「施し」・「お祝い金」を心待ちし、頼りに
している人たちは少なくありません。
それが、今では消費に結びつく可能性が低い、もっと
有効な地方振興に使うべきだ、などなどの声で、世論の
半数余りが見直しの方向に傾いているとしています。
弱者、弱者だと口で入っていても、弱者がどういう生活を
強いられているかを、ご存じない面々が動かす日本の
実情に愕然としている人がどれだけ多いことでしょうか。
「かんぽの宿」を一括でオリックスに、たった100億円で
売り渡すことに決まりました。
郵政解体などの一連の改革に深く関わった当事者間の
国有資産の取引の不透明さは、誰が見てもおかしいと
考えるのは当然でしょう。
すでに、厚生年金施設のグリーンピアは、タダ同然で
処分売りされてしまいました。
今度は「かんぽの宿」です。
でも、ちょっと待ってんか!
グリーピア施設は厚生年金加入者の共有物であった
はずだし、「かんぽの宿」は、簡易保険などの加入者の
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