鏡に向かう少女 油絵 10号
トキは、地元の人たちの期待に沿って、群れを作り
地元に定着して生活をしているようです。
昨年度に放鳥された10羽のうち行動力のあるメズは
本州側に移動してしまいました。
佐渡島に残った数羽が、今年の20羽とあちこちで出会いが
あり、入り混じって群れを作っているようです。
1ヶ月の間に、数羽の群れがいたとか、写真の8羽の内に
昨年のトキが入っているとかの目撃情報がニュースで
報じられています。
佐渡島や対岸の日本海側地域では、随所で見かけられた
トキが農薬散布による影響で、餌の小魚やカエルなどの
激減や健康障害で激減しました。
1981年には、佐渡島に居た最後の野生の5羽が、
環境庁によって保護されて、繁殖に備えた取組が始まり
増したが、結局は、国内に居たトキは絶滅してしまいます。
先日のニュースでは、この最後になった5羽のうちの
2羽が保護された集落に、再びトキが姿を見せるようになり
集落の人々を喜ばせています。
5年前に放鳥計画が発表された時から、集落の人々は
休耕田や冬の田にも水を入れて、餌になるドジョウなどの
再び、昔のように集落の近くでトキの姿を見かけることが
出来るようになったと、人々は大喜びです。
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