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2009年11月20日金曜日

日本人は新型インフルに強い?

ヒマワリ畑の富士山  油絵  10号



米国の疾病対策センター(CDC)の公表した推計数字では

新型インフルエンザによる感染者数が2200万人に上り

このうち、およそ3900人が死亡したと発表しています。

これは人口100万人当りでは13人ほどになる数字です。

WHOがまとめた各国別の新型インフルエンザによる

死亡者数の人口比率では、日本が突出して少ないという

報告を出しています。

人口100万人当りでは、日本は0.2人と世界で最も

低い数値となっています。

次いで南アフリカが1.8人、イギリスが2.2人、カナダが

2.8人です。

反対に最も多かったのがアルゼンチンで14,6人ですが

南半球では流行期の冬場が終わっていますから、今後は

北半球で増加することになるでしょう。

重症で入院した患者数についても日本が最も少なくて

10万人当たりで2.9人となっており次いでアメリカの3人、

カナダの5.8人となっています。

死亡者数や重症者数の少ない要因として、先ず早めの

受診と早期のタミフルなどの治療薬の投与や学級閉鎖

システムなど重症化と感染拡大阻止に備えた対策が

効果を上げているからだと専門家は述べています。

しかし、日本ではこれからが冬場になってインフルエンザ

感染拡大期に入るので、きめの細かい慎重な備え

欠かせないでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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