ヒマワリ畑の富士山 油絵 10号
米国の疾病対策センター(CDC)の公表した推計数字では
新型インフルエンザによる感染者数が2200万人に上り
このうち、およそ3900人が死亡したと発表しています。
これは人口100万人当りでは13人ほどになる数字です。
WHOがまとめた各国別の新型インフルエンザによる
死亡者数の人口比率では、日本が突出して少ないという
報告を出しています。
人口100万人当りでは、日本は0.2人と世界で最も
低い数値となっています。
次いで南アフリカが1.8人、イギリスが2.2人、カナダが
2.8人です。
反対に最も多かったのがアルゼンチンで14,6人ですが
南半球では流行期の冬場が終わっていますから、今後は
北半球で増加することになるでしょう。
重症で入院した患者数についても日本が最も少なくて
10万人当たりで2.9人となっており次いでアメリカの3人、
カナダの5.8人となっています。
死亡者数や重症者数の少ない要因として、先ず早めの
受診と早期のタミフルなどの治療薬の投与や学級閉鎖
システムなど重症化と感染拡大阻止に備えた対策が
効果を上げているからだと専門家は述べています。
しかし、日本ではこれからが冬場になってインフルエンザの
感染拡大期に入るので、きめの細かい慎重な備えが
欠かせないでしょう。
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