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2009年11月7日土曜日

コットンボール

モネ  ひまわり  油絵  10号





今年の春にもらってきた綿の種をプランターに植えると

期待に沿ってくれて、花を咲かせ、今は可愛いコットン

ボールが二つ付いています。

9月に散歩で通りがかったときに門の横の植え込みに

ワタが植えられているのに気付きました。

最初は、葉や蕾の形からフヨウだろうと思って見過ごして

いたのですが、育てている綿の花を見て、あの花も

ワタではなかったかと気付いて、先日、時間を見て

確かめに行って来ました。

我が家の木とは種類が違うようで、赤み掛かった色の

茎に大きな葉や実を備えている、二周りほども大きさです。

テニスボールほどの大きさになったワタの実が、すでに

弾けていています。

不心得者に備えたネットなどの囲いもないことをよいことに

見えている種を一粒失敬して帰りました。

古代のエジプトで、既にワタが育てられていたことは

知っていましたが、調べてみると我国に入ってきて、

本格的に育てられえるようになったのは、意外と遅く

江戸時代に入ってからだそうです。

8世紀末に漂着者が伝えたワタが植えられてのが

最も古い記録らしいですが、衣服の材料として広く栽培

されることはなく、各地で細々と育てられていたようです。

一粒の種の木は、どうやらアメリカから渡来したリクチメンと

いう種類のようですが、我が家の種類は不明のままです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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