6月中には、MERSの感染拡大も沈静化すると
20日頃には楽観論が広まっていた。
一方、80人以上の院内感染者を出した韓国最大
級のサムスンソウル病院は、感染が拡大したと
みられる5月下旬以降、6月12日までの期間に
同病院を訪れた5万人ほどの人に届け出を要請。
更に、6月24日にMERSで死亡した70歳の女性が
症状が出てMERSウィルスが活性化して期間の
8日間も自由に出歩き、複数の病院で診察を受けて
いたことが25日に明らかになった。
この間に、およそ2100人ほどの人と接触していた
ことも判り、今後どれほどの感染者が出るか不明。
当局は、この女性と接触した人の隔離の成否が
感染拡大のカギを握るとしているが、本人は基より
医師や周辺の人が気付かないとは尋常じゃない。
病気に罹った人が複数の病院を渡り歩くことは
韓国では一般的で、医師を信頼しないのだ。
また、人々は乳幼児を連れて大勢で見舞いに
押しかけ、大声を出したり、讃美歌をうたったり
一緒に飲食をしたりと院内外の区別が無い。
韓国人は、これを「病院文化」だと情の篤さを誇る。
医師は困ることに「大声で騒ぐこと」と「酒を飲んで
見舞いに来ること」を挙げ、夫々が2割を占める。
このような文化国家なら、ウィルスも繫栄が続く。
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