中国国家統計局の発表による2014年末の60歳
以上の人口は2億1242万人(人口全体の15.5%)で、
65歳以上は1億3755万人(10.1%)。
予想では、2045年頃に60歳以上の人口比率は30%
以上となり、65歳以上は25%前後となるとされる。
一人子政策の結果、都市部の一般家庭では、
子供1人に両親と両親の親の、1:2:4:の構成に
なっており、子供は6人の大人に可愛がられる
幸せな家族構成だが、子供が成人した後は6人の
老人の面倒を見なければならなくなる。
問題は、子供に介護負担が重くのしかかることだ。
2015年末には一部および完全要介護の高齢者数が
4000万人に達し、高齢者人口の19.5%を占める。
過去5年間で700万人も急速に増加し、今後も増加
加速傾向を備え、2050年には老人人口が4億
3000万人に達して全人口の3分の1を占める。
問題の要介護高齢者は9500万人前後と予想される。
現在、中国では公的な養老介護施設数が少なく
多くを安全性を備えない民間施設に依存している。
だが、介護が必要な高齢者が増加し続けるにも
拘らず、民間の養老施設の大多数はトラブルを嫌い
要介護高齢者の受入れを拒否している現状がある。
劣悪な介護施設を巡る火災や騒乱事件は、高齢者
対策の遅れを浮き彫りにするため、介護施設の
火災は政府を突き上げる地雷原となっている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿