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2015年6月8日月曜日

大阪にツキノワグマも出没

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
石楠花



滝とサルの生息で知られる大阪府の北部、箕面

市で2014年にツキノワグマが捕獲され、「とよ」と

名付けられて寺の境内で飼われている。

オスの成獣で体長約1.5m、体重約60kgと堂々

たる体躯を備えている。

専門家の話では、兵庫県北部から福井県にかけて

生息している「北近畿個体群」と呼ばれる群れに

属し、伴侶を求めて大阪にやって来たようだ。

山麓や僻地に耕作放棄地が増えて、イノシシや

シカの食害も増加の一途。

大阪府内の2013年度の被害額は1億3千万円で

過去10年間に約4割増えた。

被害額の約4割はイノシシによるものだが、箕面

市に隣接した池田市は、落語にも出て来る「牡丹

鍋」の地だが、捕獲するにも猟師がいない。

加えて、野生動物の保護に備えた「鳥獣保護区」が

広がっていて、容易に捕獲も出来ない。

森林面積は約5万8千ha(12年度)と全国最小で、

森林率も31%と全国で最低水準の大阪府で野生

動物が増加し、一部ではシカが過密状態に。

箕面公園のサルも観光客が与える餌で増えて

600匹超になり、悪戯が過ぎて嫌われ者なったが

市が2010年に悪質な餌付けに罰金を科す条例を

施行し、メスザルの避妊対策も進めた結果、最近は

約半減し、340頭前後になり成果が顕著に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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