韓国政府は6月2日午後時点で、MERS感染拡大に
よる「3次感染者」の2人を含めて感染確認者は
25人となり、死者は2人と発表した。
また、2日時点で自宅などで保健所の管理下に
置かれている隔離対象者は約750人に達し、うち、
出国禁止措置が採られているのが約250人。
3日午後には一気に増え、1300人と報じられる。
感染が急拡大し、国民の不安が募っているのを
受け、2日にやっと大統領府は秘書室内に「MERS
関連緊急対策班」を設置し、24時間体制で対策に
当ると発表したが、余りにも事態の認識の甘さに
国民からの総攻撃で、内憂がまた一つ増えた。
5月20日に最初の感染患者確認後の対応が
あまりにも杜撰で、26日には発症確認患者が香港
経由で中国本土へウイルスを輸出して感染を拡大し、
国内では隔離患者が外出して所在不明で大捜査。
患者を香港へ運んだアシアナ航空は、翌日、機内
消毒もせずに名古屋へ来航している。
日本向け輸出も盛んになっているので、水際での
厳戒態勢が喫緊の問題だ。
朴大統領の対策班設置指示後も、議員は対応巡り
議論するばかりで対策が進まない。
他方、中国からの団体客300人のキャンセルが
でたと大騒ぎで、2日に政府は被害拡大阻止に備え
厳戒態勢に入るなど観光客減少対策の方が重要。
観光産業への打撃どころでない激震が始った。
一般市民が外出を控え、閉じ籠りに備えた買い
溜めに走っているため、娯楽や流通産業にも
大打撃で、今年後半の内需は沈没状態に。
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