6月5日、環境省は佐渡市の佐渡トキ保護センターで、
野生復帰に備えて訓練を受けていた国の特別天然
記念物・トキの放鳥が行われた。
今回、大空へはばたいたのは、オスが15羽、
メスが4羽の19羽。
2008年に第一回目の放鳥が行われて以来、
放鳥の累計は今回で196羽となる。
前回までの177羽の内、100羽の生存が確認されて
いるが、2012年に放鳥された時のつがいが野生で
産んだ子の雄のつがいから、野生で3世となる
ひなが5月に生まれたことが確認されている。
トキの野生化に備えた繁殖も軌道に乗って来た。
2005年に兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)で
始った国の特別天然記念物コウノトリの放鳥は
10年を経て、今年6月現在自然界に73羽が誕生し
保護団体により生育が見守られている。
今年5月には、豊岡市の公園から放鳥したコウノ
トリ1羽が淡路島を経て徳島県に飛来している。
鳴門市に飛来したコウノトリが電柱で巣作りをして
いる現場が確認されて話題になったが、無情な
台風6号のために巣が吹き飛ばされてしまった。
全国各地でコウノトリの姿が見られる日も楽しみだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿