気象上の記録で、2015年は幾つかの過去の記録を
塗り替えた年として記憶される年になりそうだ。
1950年に記録が取り始めれて以来65年で最強の
エルニーニョ現象の出現。
7月の世界の平均気温が記録が存在する1880年
1月以降で最高の気温、16.61℃。
日本国内では東京で連続8日間の猛暑日。
平年を上回るペースの台風発生数も記録かも。
地球温暖化の影響で、高温化に絡む記録の
更新は毎年のことになるかもしれない。
世界的な大規模な気象変動の原因となっている
のはエルニーニョ現象だけでなく、欧州の猛暑に
関連している現象に「ダイポールモード現象」が
あるとする気象学者が居る。
「ダイポールモード現象」とは、インド洋の赤道
付近の熱帯域で、東部側のインドネシア沖で
平年より海面水温が低く、西側のアフリカ沖では
高くなる現象を「ダイポールモード現象」と呼ぶ。
インド洋の東部から、フィリピン周辺の大気が
活発な対流活動をするために、日本の太平洋側
付近の小笠原高気圧が強められて日本の猛暑の
原因となっていると言う。
エルニーニョ現象で太平洋の赤道付近の西部が
東部の高温化に対し、低温化する現象と合致する。
今年の日本の猛暑は、インド洋から太平洋に
かけての赤道域付近で発生している「ダイポール
モード現象」と「エルニーニョ現象」の影響なのだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?