7月28日、 韓国首相は中東呼吸器症候群
(MERS)コロナウイルスへの対策会議を開催し、
、MERS感染の終息を宣言した。
5月20日に韓国内で初のMERS感染患者の発見が
WHOに報告され以来、政府の対応は後手続きで
この日までに感染者は186人、死者は36人に上った。
だが、終息宣言だとはいえ、7月28日時点で、未だ
12人が入院加療中であり、うち1人からなお陽性
反応が出ている状況なのだ。
首相は「状況を総合すれば、国民は安心しても
いいというのが医療界と政府の判断だ」とし、
コロナウィルスは韓国政府の厳重な監視下で
管理されているから安心だから終息したのも
同然と言いたいらしいが、完全な「韓国基準」だ。
WHOの基準に基づく終息宣言ではなく、韓国
政府独自の判断に基ずく宣言だ。
WHOによる正式な終息宣言は8月下旬以降に
なると予測されている。
何故、陽性反応の患者が存在し、感染が広がる
可能性を備えた状況で終息宣言を急ぐのか。
理由は、MERS感染国・流行国のレッテルを一刻も
早く剥がし、経済への影響を避けたい一心からだ。
特に、MERSによる観光客の激減で大きな打撃を
受けており、更に7~8月でも8割減となり、115億円
ほどの損失がでると予測されて焦っている。
GDP成長率0%台、経済の失速での悪あがきだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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