2014年夏に、突然降って湧いたように大騒ぎに
なったのがデング熱騒ぎ。
厚労省が8月末にデング熱発症患者の存在を
報じた後、都内の公園を媒介地として100人を
超える人が感染し、159例が検出された。
日本国内に広く生息しているヒトスジシマカや
ネッタイシマカが媒介するウィルスにより発症する。
国内では、冬の寒さで蚊はほぼ死滅するが、温暖
化やビルなどが多くなって越冬する蚊が多くなった。
東京都では化の繁殖防止に備えて、昨年度に
媒介地となった公園を中心で駆除に着手している。
デング熱の流行地でもあるマレーシアで日系の塗料
会社が開発した虫よけ効果を備えた水性塗料が
注目を集め、日本国内でも発売される予定だ。
ネッタイシマカの60%、日本脳炎を媒介するイエカの
80%が嫌う成分を塗料に含有させることに成功した
もので、壁などに塗布すれば2年間効果がある。
日本でも、蚊の生息し易い物置や犬小屋などを
中心に用途が広がりそうだ。
アフリカでは、日本の化学会社が開発したマラリア
蚊の駆除効果を備えているピレスロイドを含浸
させた防虫蚊帳が活躍している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿