最近の5つの大学病院の入院患者の調査で
およそ高齢者の患者の1割は処方された薬の
有害作用による入院治療であることが判明。
高齢患者の中には、症状ごとに異なる診療科の
医師により薬を処方されているため、中には
22種類もの薬を服用しているケースも。
また、薬の成分による相互作用による副作用や
同様の薬効を備えた薬を重複して服用している
ため薬が効きすぎて変調を来すケースもある。
患者が訴える症状に対して安易に薬が出される
ことも大きな問題であるため、最近、薬剤師が
前面に出て薬のチェックや管理、更に患者の
症状などを医師に報告する「かかりつけ薬局」
制度が検討されている。
薬剤師が、患者が所有する「くすり手帳」などの
チェックを通じて、薬のムダを無くし、間接的に
効き過ぎや副作用などの問題点を改善する。
さらに、現在、在宅の高齢者だけでも「残薬」の
総額が500億円にも上るとされており、残薬に
よる被害や薬剤コストの削減への積極的な
取組みが求められている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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