日本マクドナルドの業績を巡っては経営改善に
備えた対策が種々打出されているが、社員の
給与カットなど内向き対策に終始しているようだ。
去年7月の使用期限切れ食材使用問題、今年の
異物混入問題などの表面化で売上が急降下。
販売の沈滞化は2013年から表面化していたが
人材の育成、ブランド力の強力化をなおざりに
して、店舗網拡充による売上げ拡大に走った
ことが長期低落の根本原因だと指摘する声も。
日本マクドナルドでは131店舗の閉鎖と社員
100人の希望退職募集などの経営再建計画を
発表しているが、経営不振は日本だけの問題
ではなく、世界的な問題であり、米本部は世界で
直営店3500ヶ所の売却を発表した。
全世界約100ヶ国に展開する3万6000店舗の
1割に相当する数だが、2014年には来店客数が
4.1%減、営業利益も7.2%減と不振続きだ。
ここに追い打ちが掛けたのが、米国内の有力
病院が院内で営業を認めていたマクドナルド
店舗とのリース契約打ち切りの広がりだ。
理由は深刻化する肥満問題などで、健康志向を
目指す病院経営の目的にそぐわないとするもの。
米国では、肥満を深刻な健康問題の元凶と位置
付けて、「カロリー摂取量がエネルギー消費量を
上回る」状態を「肥満」と定義している。
ハイカロリーのハンバーガーが標的になっている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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