世界第2の経済大国の中国で、語られていた成長の
ステップで異変が起って来ている。
国内総生産(GDP)が米国を追い抜いて世界一に
なる日も近いと、カウントダウンまで始っていたが、
勢いを備えていた成長率がペースダウン。
中でも象徴的なのが文明の利器、自動車。
販売台数でび国を抜き、2014年度は2349万台に。
だがこの台数も、前年度比で6.4%増に過ぎず、
3000万台を目指していた勢いは腰折れに。
6月度は▲2.3%で3ヶ月連続マイナスになっており
今年度の楽観的な販売目標の2500万台も赤信号。
中国進出の外資系11社を始め、多くの民族系も
入り乱れて販売シェア―拡大に備えて積極的な
生産設備拡大で能力は3610万台。
来年度には4割もの過剰設備になる可能性も。
2014年末で1000人当たりの自動車保有台数は
105.83台と米国の約800台、日本の約600台に
比べれば、まだまだ市場拡大の可能性を備える。
だが、所得格差の拡大で、中間層が増えずに
2極化が進んで、都市部に比べ可処分所得が
1/5とされる農民層に自動車保有は程遠い夢。
中間層は住宅バブルの破裂に加え、500兆円もの
資産が消えた株式市場の崩壊が大ブレーキに。
最近の自動車購入者調査では、新規購入者と
更新の人がほぼ同率の4割で、既に市場は成熟。
ネットの中古車市場が大繁盛では新車は売れず、
既に中国の自動車市場は飽和状態だという。
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