肥満の人やメタボと診断された人は、脂肪肝に
なる確率が高まるのは理解出来ても、日本人は
太っていなくても脂肪肝を発症するリスクが2割も
あるとの臨床研究の結果が熊本大学の研究
グループにより明らかにされた。
一般的に脂肪肝は、食べ過ぎや運動不足などが
主因となって肥満と共に発症するとされている。
だが、欧米人に比べて肥満でない日本人が
脂肪肝を発症するケースが多いことに着目して
研究を進めた。
人間ドック受診者740人を対象に、肥満かどうかと、
脂肪肝の発症に関与が指摘されてきた遺伝子の
変異があるかどうかを基準にして4グループに
分けて、脂肪肝に罹っていないかを調べた。
その結果、肥満でない人のうち、脂肪肝の発症に
関与する遺伝子に変異がある人は、ない人よりも
脂肪肝を発症する確率が約3倍高いことが判明。
日本人の2割は、遺伝子に変異があることが
分かっているため、積極的な生活改善指導に
よって脂肪肝などの予防が期待できるとしている。
遺伝子に変異のある人は積極的に生活改善に
取り組めば脂肪肝だけでなく、慢性肝炎や糖尿病
などを予防につながる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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