MERSの終息宣言が出された束の間に、今度は
疾病管理本部が全土に日本脳炎警報を発令した。
7月28日に、釜山地区で採集した蚊のうちで、
日本脳炎を媒介するコガタアカイエカが80%を
占めていたため、韓国全土に警報を発令した。
疾病管理本部の責任者は、警報発令の理由と
して「全ての蚊が日本脳炎ウイルスを持っている
わけではないが、日本脳炎ウイルスを持つ蚊に
さされると日本脳炎を発症する可能性が高い。」
と説明している。
安全性に備えて大袈裟であっても早めに衆知
させておくことも仕事の一つだろうが。
日本脳炎ウイルスは通常、コガタアカイエカが
好むブタの体内での増殖を介して、コガタアカ
イエカに刺されることで日本脳炎を発症する。
蚊に刺されても発症するのは100~1000人に
1人程度とされている。
極東地域から東南アジアにかけてが分布地域と
なっているが、日本と韓国ではワクチン接種により
すでに流行は阻止されており、感染症センターの
報告では、1992年以降発病は毎年10人以下。
日本国内では、1966年に大流行を見て2017人が
発症したが、最近では「普通」になっている。
MERSに懲りて。。。は好いが病名が「日本脳炎」で
あっても、日本産ではないことはお忘れなく。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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