8月12日午後11時半、中国の4大港湾の一つ
天津港で大爆発が発生し、半径3Kmの範囲内で
大被害が出て、中心部はがれきの山に。
消火活動に駆け付けた消防隊員2~300人が
爆発に巻き込まれ、殆んどが死傷。
水を掛ければ爆発したり、有毒ガスが発生する
危険性を備えた劇薬類が3000トンも積まれていた。
放水厳禁の劇物に水を掛けて爆発を呼び、消防
士自らが加害者となり被害者となった。
中国ではプロの消防士は存在せず、待遇も悪く
成り手が無く、軍や企業が寄せ集めた基礎知識も
経験もない素人集団が消火活動に従事している。
誇り高きニューヨークの消防士とは天地の違い。
中国国内では今年1~6月の間に爆発事故が
13件以上発生しており、計54人が死亡している。
4月には福建省で、最も危険なパラキシレン(PX)
工場が爆発している。
安全への備えより目先の利益を重視するため、
人命軽視の風潮も甚だしい。
トヨタを始め800社が進出している天津の港湾
地区が残骸と有毒物質が散在する無残な姿を
晒しているが、復旧には相当に時間が必要だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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