8月22日午後10序頃、山東省の化学工場で再び
大規模な爆発事故が発生し、強い毒性を備えた
ガスの発生で工場から1Km範囲内に住む住民に
対して避難命令が発せられた。
8月12日、天津の浜海新区で発生した大規模
爆発では、当局の発表では22日までに121人が
死亡、54人が行方不明となり、この日にも爆発
現場付近で4回の爆発報告がある。
今回の山東省での爆発事故も、引火性の高く
猛毒の危険性を備えた液体で、アクリル繊維や
合成樹脂の原料となるアクリロニトリルが引火に
より大爆発を引起したものと推定されている。
特に最近、中国国内では引火性が強く危険度の
高いパラキシレン(PX)への関心度が高い。
パラキシレンの工場建設には各地で大規模な
反対運動が起っており、大連市や福建省廈門市
(あもいし)では工場建設が見送られている。
今年4月には強い反対運動の後に建設された
福建省漳州市のPX石油化学工場の製造装置や
貯蔵タンクが大爆発事故を発生させたばかりだ。
危険物取り扱いに対する安全意識の欠如や
可燃性を備えた化学物質に対する消防活動の
知識や経験の未熟さが大事故に結びついている。
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