地球温暖化の影響は大気温の上昇だけでない。
日本近海の海水温は近年1~2℃は上昇している。
本州南部の太平洋の海水温の上昇は台風の
発生源となり、豊富に供給される水蒸気は超
大型の猛烈台風、スーパー台風を産出す。
台風13号は8月4日には中心気圧が900hPaに
まで発達し、最大瞬間風速は85mだった。
日本近海の海水温の上昇は、熱帯・亜熱帯の
魚類などが北上して来て、思はぬ珍しい魚に
出会うこともあるが、今まで獲れていた魚が
北上してしまって獲れなくなるケースも少なくない。
北海道では、オホーツク海側にまで暖流の魚が
北上してくるようになり異変が起っている。
海水温14℃以上を適温とするブリが、例年盛夏の
時期だけ釣れていたのが、最近は5~11月でも
釣れるようになった。
加えて、最近ではブリの漁獲量は全国の1割を
占めており、80cm以上の大型のブリに限れば、
北海道は全国一の漁獲量を誇るという。
一方で、ホッケの産卵適地の条件を備えた岩礁
域での秋季の海水温の上昇が産卵を阻害して
いるために、近年は不良傾向が続く。
また、スケトウダラのグループも水温上昇で
北に追いやられて、漁獲量が減少している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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