東京医科歯科大学の研究グループは過度の
食事制限などにより脳細胞が栄養不足になると、
アルツハイマー病を悪化させる可能性があるとの
研究結果を発表した。
研究では細胞の中で異常なたんぱく質を分解する
「オートファジー」と呼ばれる機能に注目し、アルツ
ハイマー病のマウスの脳の内部を特殊な顕微鏡で
観察した。
観察の結果、脳の細胞が栄養不足になるとアルツ
ハイマー病によって蓄積する異常なたんぱく質が
細胞の中に過剰に取り込まれ、分解しきれずに
残って、細胞が死んでしまう現象が確認できた。
従来、アルツハイマー病はカロリーの過剰摂取が
症状を悪化させるとされてきたが、グループでは
逆に過度の食事制限をした場合も症状が悪化する
可能性を備えていることを確認した。
食べ過ぎも、逆に制限し過ぎにもならないように、
腹八分目でバランスよく適度なカロリーを取ることが
病気の悪化を防ぐのに大事だとしています。
また、東京都健康長寿医療センター研究所の
グループは、健常者500人余りの追跡調査から
動脈硬化の度合いを示す検査値の高低の比較
調査で、動脈硬化の高い人は低い人に比較して
認知機能低下が約3倍も起こり易いことを確認した。
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