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2015年9月23日水曜日

中国 食糧危機の切り札はジャガイモ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
薔 薇



経済発展に伴う飽食化や食事の洋風化が進む

中国では、食料不足に備えた対応が何にも増して

重要な課題となっている。

都市化と共に農民から都市住民へと移動が進み

既に人口の54%が都市住民になっている。

2014年の穀物生産量は6.07億トンと過去最高を

更新し、11年連続となる増産が続くが、それでも

食糧自給にはほど遠く、2020年には5000万トン

不足とされ、世界からの爆買いが続くことになる。

コメの生産量は世界1位となる1.4億トンと史上

最高を記録したが、世界の貿易量の約8%の

300万トンを輸入している。

食糧の6割をコメが占め、3割強が小麦となって

おり、小麦生産量はEUに次ぐ2位の1.2億トン。

だが、洋風化が進む中でパンや菓子類に適した

高グルテン成分を備えた高級小麦が少ないため

世界の貿易量の6%に相当する850万トンを輸入。

コメや小麦、トウモロコシの増産は見込めない

状況にあるため、政府はジャガイモの栽培を

戦略的・重点的に取り組む計画を進める方針だ。

現在、生産量は9500万トンと世界一であっても

潅漑設備や効率の悪さに加え、作付の環境や

土壌汚染で単位当り収量は欧米の1/3に止まる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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