国立感染症研究所の報告によると、「人食いバク
テリア」と呼ばれる劇症型の溶連菌感染症患者が
今年(2015年)8月上旬で既に279人に達して、
過去最多だった昨年1年間を上回った。
調査を始めた1999~2010年の患者数は多くても
年100人前後だったが、2012年以降は毎年200人
以上になり、2014年には273人に達していた。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は感染後に
非常に速い症状悪化スピードを備え、致死率は
4~5割と高い。
小児の風邪の半数以上は、どこにでも居るA型
レンサ球菌が原因で、咽頭炎などを引起すが
ペニシリンで容易に治療が可能だ。
だが、このA型レンサ球菌がヒトの手足の傷から
体内に侵入して、遺伝子が変異して劇症型になる。
同じ遺伝子構造を備えたまま劇症型に変異する。
感染して発症すると、筋肉や脂肪を短時間で
壊死させて死に至らしめる恐ろしい感染症だ。
特に、がんや糖尿病で免疫力が低下している
人が発症し易いため注意が必要だ。
8月初めまでの患者数は、東京44人、大阪28人、
神奈川20人なっどと人口にほぼ比例している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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