製パンや製菓材料として、クッキーやクロワッサン
などのようにサクサク感を出すために使用される
マーガリンやショートニングに含まれるトランス
脂肪酸は、悪玉コレステロール(LDL)を増やし
脳梗塞や心筋梗塞発症のリスクやアトピー性
皮膚炎などの皮膚障害のリスクを備えている
ことが明らかになり、アメリカは2015年6月16日に
2018年6月までに食品添加物への使用を全面
禁止することに踏み切った。
だが、日本は使用量が少ないとして対応なしだ。
日本のメーカーは消費者離れを懸念し、ショート
ニングやマーガリンの原材料を大豆油などから
トランス脂肪酸低減のためパーム油に変更。
だが、パーム油使用では酸化防止剤として添加
されているBHA(ブチルヒドロキシアニソール)に
胃がん発症のリスクがあると専門家が指摘。
また、食品添加物のグリセリン脂肪酸エステル
(乳化剤)使用にも、肝臓肥大や腎臓の石灰化の
危険性を備えているという。
専門家がトランス脂肪酸と同様に、危険性を指摘し
使用を控えるように主張している物質に、小麦粉
処理剤・臭素酸カリウムがある。
臭素酸カリウムは、ラット実験で発がん性が確認
確認されたことから、「食品添加物のFAO/WHO
合同食品添加物専門家会議」(JECFA)で「遺伝
毒性発が物質」に指定されている。
国際がん研究機関(IARC)でも、「ヒトに対して
発がん性がある可能性」の部門に分類している。
日本パン工業会は学校給食から臭素酸カリウムを
追放する消費者運動の高まりから使用を自粛。
だが、2004年に最大手のY製パンが突如、使用を
再開しており、厚労省が臭素酸カリウムを使用して
いることの表示要請も無視しているという。
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