今年もオフィス街を行き来する就職活動をする
若者の姿が目に付く季節になった。
気になる新入社員の初任給は幾らぐらいだろう。
景気の底上げに備えて打出された政府の賃金
ベースのアップ要請は、初任給にどの程度反映
されているのかが大事なところだが、大幅な
見直しがされている様子もなさそうだ。
やはり今年も19~21万円で、平均では20万円台に
収まってしまったようだが。
経済が不安定化し、財閥を中心に大半の企業が
赤字に転落している韓国では、大卒の初任給が
今年は昨年より4.5%アップの水準だと言う。
韓国の学生にとって目指す就職先は財閥系企業で
あって、就職に備えて英会話だけでなく、社会
奉仕のボランテイア活動実績も積む必要があり、
サムスングループには成績優秀な学生を中心に
10倍超の応募者が殺到する競争率だ。
上位50グループほどの財閥系企業のうち約半数が
負債率200%、10グループが営業利益で借金の
利息も払えないゾンビグループでありながら、
大卒の初任給は上がり続け、今年は”31万円”と
報じられており、日本人にとっては別世界だ。
韓国の25~34歳の青年層の大学教育履修率が
2011年には64%と、OECD加盟34ヶ国中で最高。
だが一方、3人に1人が卒業浪人し、2人うち1人の
就職も困難であるため、新卒相当者の3割程度が
晴れて新入社員となれる厳しい競争社会だと言う。
就職率9割台、初任給20万円台。日本の方が幸せか。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿