ページ

2015年11月17日火曜日

韓国 今年の大卒初任給31万円

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
彼 岸 花



今年もオフィス街を行き来する就職活動をする

若者の姿が目に付く季節になった。

気になる新入社員の初任給は幾らぐらいだろう。

景気の底上げに備えて打出された政府の賃金

ベースのアップ要請は、初任給にどの程度反映

されているのかが大事なところだが、大幅な

見直しがされている様子もなさそうだ。

やはり今年も19~21万円で、平均では20万円台に

収まってしまったようだが。

経済が不安定化し、財閥を中心に大半の企業が

赤字に転落している韓国では、大卒の初任給が

今年は昨年より4.5%アップの水準だと言う。

韓国の学生にとって目指す就職先は財閥系企業で

あって、就職に備えて英会話だけでなく、社会

奉仕のボランテイア活動実績も積む必要があり、

サムスングループには成績優秀な学生を中心に

10倍超の応募者が殺到する競争率だ。

上位50グループほどの財閥系企業のうち約半数が

負債率200%、10グループが営業利益で借金の

利息も払えないゾンビグループでありながら、

大卒の初任給は上がり続け、今年は”31万円”と

報じられており、日本人にとっては別世界だ。

韓国の25~34歳の青年層の大学教育履修率が

2011年には64%と、OECD加盟34ヶ国中で最高。

だが一方、3人に1人が卒業浪人し、2人うち1人の

就職も困難であるため、新卒相当者の3割程度が

晴れて新入社員となれる厳しい競争社会だと言う。

就職率9割台、初任給20万円台。日本の方が幸せか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: