人通りの多い街中の通りには、ハンバーガーや
ドーナツなどのファストフードの店や飲料水を売る
自販機が多く目につく。
スナック類や清涼飲料水の摂り過ぎは、肥満や
高血圧などの成人病に原因になることは常識とは
言え、手軽さも受けてなかなか止められない。
最近、オーストラリア研究グループが、食習慣が
脳の中で記憶に係わる「海馬」の体積に影響を
及ぼすことを実証報告し注目されている。
脳の奥に位置する海馬は左右に1個ずつあり、
人の記憶や学習、精神の安定などに深く関与する。
海馬は成人しても新しい神経細胞を生産できる
稀な領域であり、鬱症状や認知症の人は、海馬の
体積が減少することが知られている。
研究では、肉やソーセージ、ハンバーグ、ポテト
チップス、清涼飲料水を摂取する「西洋型」食事の
人は、新鮮な野菜や果物や魚などを摂取する
「健康型」食事の人に比べて左海馬の体積が
小さくなる傾向を備えていることが確認された。
右海馬には差は認められなかったが、認知症や
アルツハイマー病では、左海馬が右海馬より
小さくなる傾向が在ることは知られている。
コロンビア大学が行った調査でも、オリーブ油を
多く使い、ナッツ類、魚、トマト、鶏肉、果物、葉物
野菜などを多く摂る「地中海食」に近い食事を摂る
人には認知症の予防効果が出ている結果がある。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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