中国より1割ほどだけ少ない12億の人口を抱える
インドは、人口密度も高く、気温も高いだけに
大気汚染は国民に厳しい試練となっている。
ヒマラヤ山脈に沿う北部地域はニューデリーを
中心に人口が集中しているが、この地域は
大気汚染の最もひどい場所でもある。
人工衛星の画像でも、山裾に帯のように漂う
高い毒性を備えた煙霧が見て取れる。
自動車の排ガス規制も緩慢であり、中国以上に
大気汚染に対する危機感がないようだ。
インドネシアからマレー半島を襲っている野焼きに
よる煙害では、今年10月にシンガポールで危機
的な最高471㎍を記録した。
インド国内でも、政府が禁止しているにも拘らず
行われる農村の野焼きの煙がニューデリーなど
都市部を襲っており、排ガスのPM2.5も加わり
11月上旬には675㎍を記録している。
排ガス規制も緩く、環境改善に備えた政策や
規制も現状改善には結びつかない。
環境規制制度の導入から、クリーンエネルギー
への切り替えへの工程では、2000億ドル(約24
兆円)の投資が必要とされるが道は遠い。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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