中国では公務員の浪費削減対象として取上げ
られるのが「三公経費」。
内容は、公務として出かける海外出張、公用車の
購入と維持費、そして公務として支出される
諸々の接待費の三項目を三公経費と呼ぶ。
この三公経費こそが汚職につながる要素を備えて
いるとして習近平が発令した「ぜいたく禁止令」の
対象でもある。
習近平政権になって以降、この三公経費が劇的な
減少を見せており、中国財政部(財務省)が発表した
2014年度中央決算報告によると、三公経費支出は
計58億8千万元(約1176億円)で、前年比16.2%
(11億3500万元:約227億円)減となり、予算額を
17.8%も大幅に下回った。
共産党員8879万人の汚職防止に備えた贈答・
接待禁止令は、暴騰していたマオタイ酒の価格を
暴落させるだけでなく、産地の工場は閉鎖が
相次ぎ、北京市や上海市の五つ星ホテルの
宴会場はガラ空きでホテルは軒並み3割の減収。
庶民の贈答品であった月餅も売れず、上海ガニも
価格が暴落したと言う。
更に、追い打ちを掛けるお達しが発令された。
全党員を対象に、「ゴルフ禁止令」がだされ、違反
者には司法管轄外の内部粛清制度で厳罰が
下される可能性を備えると言うから並ではない。
ゴルフ=汚職行為とみなされることになったのは
習近平個人が大のゴルフ嫌いだからという。
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