最近、愛媛県宇和島市の南に隣接する愛南町で
完全養殖に成功し、海面養殖に向けた取組みが
活発化している「スマ」に注目が集まっている。
熱帯から温帯にかけて、岩場に生息する魚で
大きさがカツオほどの3~4Kg。
養殖にはマグロ用のような大きな生け簀が必要で
なく、生魚配送も容易だ。
何よりクロマグロに似た脂質やタンパク質と味覚を
備えていることが評価されている。
課題は温かい海域の魚であるため、日本近海の
やや低い海水温での適応性を備えることなので
低温耐性の開発への取組みが行われている。
近年、国内の海面養殖魚の実績が横ばい乃至
やや低下気味であるため、スマの開発・普及に
大きな期待が寄せられている。
内水面養殖では、稚魚のシラスの漁獲量に大きく
左右されるウナギ養殖のピンチヒッターとして
期待を担って登場したのがナマズ。
ナマズ特有の泥臭さをなくすための取組みで
水質管理と淡水魚用と海水魚用の餌の配合
割合を試行錯誤でポイントを習得している。
ウナギのかば焼きに似た味を引き出すことに
成功しているので、土用の丑の日も品不足に
なる心配はないとか。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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