現在、新型インフルエンザと呼ばれているH1N1型の
ウィルスを持つインフルエンザが再び、かっての
大流行のきっかけとなったメキシコで感染が急速に
拡大し始めている。
2009年4月、メキシコの南部の養豚の盛んな地域で
人に感染した豚ウィルスが他の人に感染する2次
感染により、メキシコ市を中心に感染が急拡大。
米疾病対策センター(CDC)の調査では、2005年
12月から09年2月にかけて、米国のオハイオ州や
アイオワ州など中西部で、人・豚・鳥の遺伝子を
持つ豚インフルエンザが豚の風土病として出現し、
人に感染していたと報告している。
また、分離されたウィルスは豚ウィルスだけでなく、
人ウィルスと共に鳥ウィルスも混在して存在する
状態のH1N1型のウィルスであることが遺伝子
解析により判明ている。
その後、メキシコ・アメリカから全世界に感染が
拡大し、10年8月にパンデミック終息宣言が出される
までに、1万8000人以上が死亡している。
2015年秋ごろから、メキシコでブタから感染する
豚インフルエンザが再発生し、メキシコ保健省の
3月11日の発表では、昨秋からの感染者数が
2408人で死者が140人超になっている。
2009年のH1N1型と同タイプで強い感染力を
備えているから感染拡大が懸念されている。
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