大腸菌とあれば、イメージは不衛生に直結する。
中国は韓国産のキムチから基準値以上の大腸
菌が検出されたとして輸入禁止になり、以来、
中韓間にはキムチ戦争が続く。
大腸菌には多くの種類があり、全ての仲間が
敬遠される性質を備えているのではなく、むしろ
単細胞であることから、遺伝子研究で重宝され
研究者は「スーパー大腸菌」を誕生させている。
積極的にリサイクルされているペットボトルは
繊維として再生されて衣料品などに生れ変って
いることはよく知られている。
このリサイクル工程で残された廃液にも、多くの
有用な成分が含まれている。
研究者は、特殊な遺伝子を備えた大腸菌で
この廃液から石油再生の実験を重ねている。
この大腸菌を使ったリサイクル手法が確立すれば
樹脂用の石油使用量は今の10分の1になる
可能性を備えており、石油輸入削減に貢献する。
研究者は、エネルギーの未来は微生物が左右し、
近い将来、廃プラは廃棄物でなく、植物と大腸菌を
使い石油由来と同等の原料を作ることも可能だと
期待を語っている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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