麻薬成分の分子構造の一部を組み替えて、法を
すり抜けるために新種の薬物として続々と製造
されている合法ドラッグの一種「フラッカ」が
欧米諸国に大量に出回り問題化している。
個々の薬物が備える成分構成を分析して規制
品種に指定して取締る方法では、次々と新たな
品種が出てくるため後追いとなり追い付かない。
2009年に126種だったのが2015年は500種が
報告される激増ぶりだ。
日本では販売窓口となる店舗や業者を対象に
重点取締りをした結果、短期間に抑え込めた。
規制対象となるまでのフラッカは合法性を備えて
いるため多量に販売され、価格も安価であるので
別名「5ドルの狂気」と呼ばれ、米国では広範囲に
蔓延し、多数の死亡者がでている。
これらのフラッカは中国から多量に流出しており
度重なる抗議にも耳を貸さず、2015年10月までは
中国では取締りの対象ではなかった。
欧米諸国からの厳しい圧力を受けて、中国は
このほどフラッカを含む麻薬115種類の取締まりを
決定したとされるが、元来アヘンを始めとする
覚せい剤などの密造国家であるだけに実効性は
期待出来そうにない。
野球少年の星が堕ちる愚は繰返して欲しくない。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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