毎年のことながら、3月には入ってスギ花粉の
飛散が本格し、中旬には連日、花粉飛散予報は
厳重警戒が続く。
日本国土の7割が山林で、全森林の2割 に当る
約448万ヘクタールに40~50億本、別の資料では
90億本ものスギが植わっている。
スギ花粉シーズンに続いて、ヒノキ花粉、更に
ブタクサやイネ科の植物などの花粉飛散が続く。
スギ花粉飛散防止に備えた研究や実験が進む。
富山市では、花粉飛散調査中に偶然発見された
無花粉スギから花粉を出さないスギを誕生させて
植林が始り、平成28年に4万本、32年に10万本
、 39年には30万本に増やす予定という。
群馬県榛東村のおおでは、品種改良を重ねて、
花粉量が1%程度の「花粉症対策スギ」を育て、
2014年までに250万本を植え替えている。
国の森林総合研究所では、雄花だけが枯れて
真っ黒になり、花粉を出さなくなる「スギ黒点病」に
注目し、この病原菌を培養して空中散布して、
スギの雄花を枯らす実験を進めている。
散布実験では、8割の雄花に感染し、花粉が
出なくなる効果を備えていることが確認された。
農薬として実際に散布するには、環境や人体への
影響調査が課題となっている。
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