2015年12月24日、中国国内の10都市で大気汚染が
赤色基準を超えたとして、大気汚染警報で最高
レベルの「赤色警報」が発令された。
国内の広範囲が深刻な大気汚染に見舞れたのは
12月には入って4回目となる。
北京市が備える大気汚染濃度を示す大気質指数
(AQI)の赤色は指数151~200の範囲を示す。
この赤色の範囲を超えたとして史上初の「赤色
警報」が発令された。
赤色基準内での健康上のアドバイスとして、心臓や
肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は
激しい屋外活動を中止することとなっている。
赤色警報(1級警報)が出された場合には
* 小、中、高校、幼稚園の休校。
*土木工事、取り壊し作業の停止。
*土砂運搬車両等、粉じんの要因となる車両の
運行停止。
全市で自動車のナンバープレート偶数・奇数に
よる通行規制。
等の規制が実施される。
赤色警報の発令基準は、3日連続で大気質指標
(AQI)が赤色の200を超えた場合に発令されると
なっていたが、2016年3月より新基準に改定された。
新基準では、AQIが1日で500、3日連続で300以上、
4日で200以上にそれぞれ観測されれば発令される。
赤色の基準の内容は、PM2.5濃度が1日平均で
0.065~0.15㎍/m3の範囲を示し、PM10では
0.25~0.35㎍/m3となっている。
赤色を超えるAQIでは、201~300が紫色、301~
500が赤褐色となっており、短時間では500を
超えるケースも少なくなく、北京市内で700超も
幾度か観測されている。
北京市と同様の汚染環境を備えている天津市や
河北省の主要都市でも汚染警報が適用される。
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