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2016年3月7日月曜日

北京市の大気汚染「赤色警報」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
メジロ 



2015年12月24日、中国国内の10都市で大気汚染

赤色基準を超えたとして、大気汚染警報で最高

レベルの「赤色警報」が発令された。

国内の広範囲が深刻な大気汚染に見舞れたのは

12月には入って4回目となる。

北京市が備える大気汚染濃度を示す大気質指数

(AQI)の赤色は指数151~200の範囲を示す。

この赤色の範囲を超えたとして史上初の「赤色

警報」が発令された。

赤色基準内での健康上のアドバイスとして、心臓や

肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は

激しい屋外活動を中止することとなっている。

赤色警報(1級警報)が出された場合には

* 小、中、高校、幼稚園の休校。

*土木工事、取り壊し作業の停止。

*土砂運搬車両等、粉じんの要因となる車両の

  運行停止。

 全市で自動車のナンバープレート偶数・奇数に

  よる通行規制。

等の規制が実施される。

赤色警報の発令基準は、3日連続で大気質指標

(AQI)が赤色の200を超えた場合に発令されると

なっていたが、2016年3月より新基準に改定された。

新基準では、AQIが1日で500、3日連続で300以上、

4日で200以上にそれぞれ観測されれば発令される。

赤色の基準の内容は、PM2.5濃度が1日平均で

0.065~0.15㎍/m3の範囲を示し、PM10では

0.25~0.35㎍/m3となっている。

赤色を超えるAQIでは、201~300が紫色、301~

500が赤褐色となっており、短時間では500を

超えるケースも少なくなく、北京市内で700超も

幾度か観測されている。

北京市と同様の汚染環境を備えている天津市や

河北省の主要都市でも汚染警報が適用される。

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