北極海の海氷面積が小さくなり、9割以上が溶けて
船舶の航行が可能になった。
陸地のロシアのツンドラ地帯やグリーンランドでも
陸地を覆う雪や氷が溶けて、地肌が露出する
地域が年々広がり、衛星画像の解析では2000年
以降、12年間で2・5倍に拡大している。
雪が太陽光で溶け易くなっているのも原因とされる。
雪は粒が大きいほど、太陽光を吸収し易い性質を
備えているとされ、最近では2000年当時に比べて
10倍ほどにも大粒になったとされる。
更に、氷の中に生息する微生物が太陽の光で
繁殖し易くなり、表面が黒っぽくなる面積が増えて
いて、光を吸収し易くなっているという。
気象庁は、北極周辺では氷が著しく減少しており、
2012年までの30年間で海氷面積は半分になり、
またグリーンランドを覆う氷も2011年までの10年間で
15%前後減少しているとしている。
更に深刻だとされるのが、ツンドラ地帯の永久
凍土の溶解で閉じ込められていたメタンガスや
メタンハイドレートとして蓄積されていたガスも
放出され、その被害額は60兆ドル'(約7200兆円)
にも及ぶとされ、メタンガスが備える温暖化効果で
地球の海面の上昇や生態系への影響などは
計り知れない規模になることが予測される。
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