2008年4月から、40歳から74歳の人を対象に、
メタボリックシンドロームの特定検診制度を開始。
検診の入り口は、肥満の原因となり、さらに成人病
罹患の可能性の高まる内臓脂肪の蓄積の度合い
判定で腹囲(へそ周り)を判定基準とした。
男性で85cm以上、女性で90cm以上とした。
腹囲は自分自身で容易に測定が可能であるため
肥満体でないと自己判断をして、メタボ検診の
ために受診に出向かない人も少なくないだろう。
政府は、平成29年度までに受診率を70%とする
目標を定めているが、厚生労働省のまとめでは、
平成26年度までに「メタボ健診」を受けた人は
2600万人余りで、受診率は前年度より1ポイント
増えたが48・6%に止まっている。
健診を受けた人のうちメタボリックシンドロームに
該当する人は、「予備群」と呼ばれる人を含めて
26・2%に上り、4人に1人がメタボ仲間に。
未受診者の多くは、肥満体でないと自己判断して
いると想定されるが、過去の診断結果の資料で
肥満体でなくてもメタボリスク因子を備えている
人の人数も無視できないことが判明している。
このため、厚生省のメタボ検診の見直しの
ための検討会のを設置している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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