糖分の多い炭酸飲料の乗用はメタボになる可能性が
高いとして敬遠して、お茶であればビタミンCも
含むので安心として選ぶ人も少なくない。
総務省の家計調査によれば、一般家庭で1990年に
年間で1291グラムの緑茶が購入されていたのが、
2014年には892gと約30%も減少している。
急須を用いて緑茶を楽しむ習慣が廃れる一方で、
ペットボトル茶の普及が著しい。
緑茶飲料の生産量は、95年に約45万KLだったのが、
14年には約250万KLと5倍以上に増えている。
最近では製茶の9割がペットボトル茶に使用される。
茶葉が豊富に備えているビタミンCはペットボトル
茶に加工・抽出の過程で失われてしまう。
失われたビタミンCを補うために合成ビタミンCの
L-アスコルビン酸が添加される。
L-アスコルビン酸は、食肉製品では肉1Kgに0・5g
添加で変色防止効果、緑茶やジュース類では0・02
~0・04%添加で褐変防止効果が得られる。
酸化防止効果を備えた合成化学製品なのだ。
市販されている主な緑茶飲料500mL当たりの
ビタミンC含有量は平均で100mg。
厚生労働省が定めるビタミンCの摂取推奨量は
1日100mgなので、ペットボトル緑茶1本飲めば、
推奨量のビタミンCを摂取できる。
だが、ペットボトル茶に添加されているビタミンCは
L-アスコルビン酸であるが、失われたビタミンCの
栄養強化が目的なので、表示の必要がない。
L-アスコルビン酸の過剰摂取は、悪心、嘔吐、
下痢、頭痛、不眠などの症状が現れる。
また、摂取すればガン細胞発生の原因とされる
活性酸素を多量に発生させる。
更に懸念されるのは、輸入品の中国製L-アスコル
ビン酸が9割を占め、十分な安全性を備えていない
可能性が非常に高いことだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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