毎年、何人かの死者が出る野草やキノコ類の誤食。
秋の毒キノコによる事故はしばしば報じられるが
野草によるものは春から初夏の山菜のシーズンだ。
宮城県で、イヌサフランを人気の高いギョウジャ
ニンニクと誤って食べた男性が死亡した。
芽生えの時の葉の形状が似ているため、ギョウジャ
ニンニクと間違えたらしいが、球根部分の形状は
イヌサフランはニンニク状の形状は備えない。
ギョウジャニンニクは名の通り、葉を揉むとニンニク
臭がするので、直ぐに識別が可能とされている。
猛毒を備えた野草にトリカブトがあるが、これも
芽吹きの頃にはセリ、ニリンソウ、ゲンノショウコや
ヨモギ等と似ているため誤食されるという。
春の七草、セリに葉の形状がよく似ているドク
ゼリも曲者で、セリと同じようなところで生育して
いるために間違えられやすい。
中毒症状を起こすと、痙攣や呼吸困難、更に嘔吐、
下痢、腹痛などを起こし死に至ることもある。
野の若草をてんぷらにして食べる喜びは格別に
しても、専門家による識別をしっかりとしてもらわ
ないと命にかかわる事態になる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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